地域づくりと福祉の連携が求められている今。それぞれの文化やコミュニティと密接に関わり合いながら、独自の進化を遂げている福祉施設が次々と生まれています。
「地域×福祉の歩き方」は、そんな地域×福祉の実践者を全国から招きお話を伺うオンライントークイベント。各地で行われている先進的な事例を掘り下げながら、地域に根ざした福祉事業のあり方を探ります。

「アルコール依存症」「軽犯罪」「自殺未遂」「生活保護」・・・そんな背景を持つ方が暮らす施設と聞くと、抵抗感のある方もいるかもしれません。しかし、それは壮大な物語の一部。実際は、噛めば噛むほど人間の奥深さを味わうことができる「スルメ」のような場所なのです。

第6回のゲストはどちらも京都府から、松寿苑 田中良樹氏と京都府社会福祉事業団 則枝勝也氏。それぞれ環境的・経済的な事情を持つ方が生活を送る「救護施設」や「養護老人ホーム」を運営しているお二人です。今回は、現場の最前線をお伺いしながら、人間味溢れる「ディープなフクシ」の世界とその魅力を掘り下げます。

それぞれの地域でフロントランナーとして走るお二人から、教科書では学べない地域福祉の最新情報をインプットしましょう!

◆ こんな方におすすめ
・福祉に関心のある学生の方
・地域福祉を実践したい医療福祉従事者の方
・地域づくりに関心のある管理者、経営者の方
・福祉留学の取り組みに関心のある方
(福祉留学の詳細はこちら:https://fukushi-ryugaku.com/

● 日時
2023年3月15日(水)21:00~22:30

● 参加費
無料

● 申し込み
Peatixによる事前申し込み制
https://fukushi-ryugaku-20230315.peatix.com

● 会場
オンライン(YouTubeで配信予定。お申し込みいただいた方に会場のURLをお送りします)

● 出演者
田中 良樹(社会福祉法人 松寿苑 法人理事)

京都府出身 。(社福)松寿苑に入職、高齢者福祉の分野で特に認知症の人と関わる仕事に20年以上携わる。現在は法人理事、経営管理室に従事する。
高齢者虐待(身体拘束)と認知症ケアを専門とした人材育成をライフワークとしている。
2019年マスタードノタネを設立。団体代表。リレーションシップ、エンパワメント、リテラシー、モチベーションという4つのホスピタリティーを軸におき、現在、「認知症」と「妊娠・出産・育児」の2つの課題解決のための居場所づくりを展開している。
第8回 看護・介護エピソードコンテスト優秀賞受賞(2022年)

則枝 勝也(社会福祉法人京都府社会福祉事業団 救護施設兼養護老人ホーム施設長)

岡山県備前市出身。佛教大学文学部教育学科卒業。
卒業後は児童養護施設の指導員18年、障害者支援施設(旧身体障害者療護施設)介護職員11年、障害児入所施設5年、放課後等デイサービス、障害児相談支援事業2年を経て、現在京都府内の救護施設兼養護老人ホーム施設長。
趣味は人形劇、舞台を担いでボランティアで保育所や地域の子ども会等のイベントに出没しています。

●MC

岡 勇樹(NPO法人Ubdobe)

1981年東京生まれ。幼少期の8年間をサンフランシスコで過ごし、音楽漬けで帰国。母と祖父の病気や死がきっかけで高齢者介護・障がい児支援の仕事に従事。現在は医療福祉がテーマのクラブイベントや謎解きイベント事業・居宅介護や重度訪問介護や移動支援などの福祉事業・デジタルアート型リハビリコンテンツ事業・福祉留学事業・レコード屋などを展開中。

室伏 長子(NPO法人Ubdobe)

神奈川県湯河原町生まれ。小学校の教員を希望し、沖縄大学進学。在学中での聴覚障がい学生への要約筆記(ノートテイク)の活動や、福祉事業所の支援員を経験する中で「みえていない、知られていないものを『みえる』ようにすることで世界や社会はひらかれていく」と思い2016年コトバグラフィッカーちょことして起業。グラフィックレコーダーやファシリテーターとして場づくりをするように。現在はUbdobe「福祉留学」の担当として「ひょんなことから地域や福祉に出会う」きっかけづくり中。

● 主催
NPO法人Ubdobe
https://ubdobe.jp/
https://fukushi-ryugaku.com/

● 問合せ
NPO法人Ubdobe 本部事務局
info@ubdobe.jp