福祉留学の学生団体「Hito-to」を皆さん、ご存じですか?
実は、その学生団体の1名からのご紹介で、留学にエントリーされました。
まさに好奇心の塊のような石川さん。
そんな元気いっぱいの石川さんが、どんな体験をして、どんな影響を受けてきたのか、ぜひぜひのぞいてみてください。

福祉留学参加のきっかけや動機を教えてください!

小学5年生の時に障がいをもつクラスメイトのある出来事がきっかけで、どうすれば健常者と障がい者が共存できる社会を実現できるのか考えるようになりました。
しかし、特に何かを行動するわけでもなくすごしていました。

今、大学進学後にテーマパークや放課後学習教室でアルバイトをする中で、障がいをもつ人々と関わる機会が何度かあり、接し方が分からず困惑することがありました。
そんな時に友人から福祉留学を勧めてもらい、障がいのある方との関わりを学ぶいい機会になりそうだと考えて参加を決定しました。

福祉留学先地域の印象はいかがでしたか?

福井県では、人がとてもあたたかく、福井で暮らす人々は福井に対して誇れる部分をひとつでも持っていると感じました。
中でも印象的だったことは、おすすめの食べ物についてどの人に尋ねても、
「福井は何を食べても美味しいから」という前提を伝えた上でお話されているところです。

自分の住んでいるところの良さをすぐに伝えられる人々の姿が輝いて見えました。
日程上余暇はありませんでしたが、またプライベートでも訪れたいと考えています!

福祉留学先施設での福祉留学で印象に残った体験やエピソードがあれば教えてください!

医療的ケアが必要な子どもたちと遊んだり、自宅までの送迎をしたりしました。中でも印象に残っていることは、6歳の2人のケア児の卒園式です。
一緒に過ごした子が卒園式を迎える姿を見て、涙が止まりませんでした。

卒園の淋しさというよりも、短期間での子どもたちの成長と、彼女ら一人一人に対する周囲の愛情の大きさが見えた気がして、胸が温かくなりました。

また、福祉留学での経験から、障がいの有無に関係なく、「全ての人が人として尊重される社会」を実現させたいというビジョンがより明白になりました。

福祉留学に行く前と後で変化したことはありますか?

福祉留学前は「障がい」というフィルター越しでしか人のことを見ることができていなかったように感じます。
しかし、福祉留学後の私は様々な人と関わる中で、その人の持つ背景ではなく、自分に何ができるかに目を向けて人と関われるようになりました。

施設のスタッフさんに仕事への想いを伺う中で、皆さん共通して
「お世話してあげているのではなく、できることをしているだけ。彼ら(施設利用者)から貰うものもたくさんある」と仰っていたことが印象に残っています。

その言葉が、人と関わる際の考え方や眼差しの変化へと繋がっています。

次に福祉留学へ行くかもしれない人たちへメッセージをお願いします。

留学期間も自分の希望次第で決められるため、迷うならぜひ数日間だけでも参加してください!
私は友人から紹介されて福祉留学を知り、自分の知識や選択の幅を増やすために参加しました。

福祉について学んでいる訳でも、身近に障がいを持つ人がいる訳でもありません。
参加のきっかけは正直なんでもいいと私は考えます。
その上でしっかり目的(最終的な到達点)を定めて言葉や経験を吸収していくと、これまでとは違った自分に出会えるかもしれません。

石川さん、どうもありがとうございました。
何もしなくても、一人ひとりが大切な存在であることを身をもって実感する時間になったんだろうなあとレポートを読んで、私も感動をおすそ分けしてもらいました。

「あなたがそこにいるだけで、素晴らしいんです」

と。

これからも元気いっぱい、石川さんらしくがんばってね。
留学にまた行きたくなったらいつでも連絡くださいね。