学ぶだけでは見えなかった「実際の現場」へ
過去の不登校やメンタルヘルスの経験から支援の手の温かさを知り、将来は子どもや若者の福祉に携わりたいと考えていました。
大学では社会福祉論を学んでいたものの、福祉系学部ではないため現場を体験する機会がありませんでした。
「福祉を机上の空論のまま終わらせたくない」
そう思い、これからの進路を見据えて福祉留学への参加を決意しました。
街の温もりと、地域に溶け込む開かれた空間
留学先の街は落ち着いた郊外の雰囲気で、ゆったりとした時間が心地よい場所でした。
外で作業をしているだけでも地域の方が気軽に声をかけてくださり、街全体が自分を温かく迎え入れてくれている実感がありました。
滞在先の「+laugh」で特に驚いたのは、施設がとても自然に地域へ溶け込んでいることです。
・フリースペース
・駄菓子屋
・ジューススタンド(+laughイナギ)
・Laugh kitchen
これらの場所には、子どもからお年寄りまで多くの地域の人々が自然と集まっていました。
無理に集められた場所ではなく、福祉が日常の一部としてごく自然に根付いている光景にとても感動しました。

一人ひとりに向き合うケアと、何気ない時間の愛おしさ
施設では、野菜の水やりや収穫、スライム触りなど、さまざまな体験の工夫がなされていました。
声で意思を伝えるのが難しい利用者さんの表情や指の握り方から丁寧に気持ちを読み取る職員さんの姿からは、ケアに対する深い情熱を感じました。
一番心に残っているのは、利用者さんと一緒に遊んだり、同じ空間でただ過ごしたりした何気ない時間です。
特別なことををしなくても、隔たりなく誰かと時間を共有すること自体の心地よさと楽しさを知ることができました。
自分の中の福祉のイメージがガラリと変わった
実際に現場へ行ったことで、「こんな福祉のあり方もあるんだ」という大きな気づきがありました。
+laughさんは良い意味で“福祉の顔”をしすぎておらず、地域の人にとっても大切な憩いの場になっています。
この体験を通じて、自分が将来携わりたい福祉に対する視野が大きく広がりました。

これから福祉留学へ行く皆さんへ
福祉の知識がなかったり、進路に迷いがあったりする人にこそ、少しの勇気を持って一歩を踏み出してほしいと思います。
受け入れ先の皆さんは本当に温かく迎えてくれます。
参加するときは、
「職員さんはどう接しているだろう?」
「どうやって地域に溶け込んでいるんだろう?」
といった自分なりの小さな「マイテーマ」を持って臨むと、より深く有意義な学びが得られるはずです!
留学コーディネーターからの一言
大学での学びにとどまらず、「現場のリアルに触れたい」という強い想いを持って福祉留学に飛び込んでくれた石井さん。
自身の中で「職員さんの接し方」や「地域との溶け込み方」といった明確なマイテーマを持ちながら滞在したからこそ、現場の細やかな心配りや「+laugh」さんならではの地域に開かれた雰囲気を深く感じ取っていただけたのだと思います。
現場で得た「こんな福祉のあり方もある」という気づきと広がった視野は、これから石井さんが進路を歩んでいく上での大きな財産になるはずです。
福祉留学での体験が、目指す「福祉のかたち」を実現するための素敵な一歩となることを応援しています!


