※この施設は現在、福祉留学生の受け入れを休止しています※

秋田県能代市二ツ井町。

緑豊かな山々の合間を流れる米代川に見守られ、あきた創生マネジメント『ショートステイ輪』には今日も朗らかな時間が流れています。

今回は、ショートステイ輪の職員のみなさんから、施設と地域の魅力についてお話を伺いしました。

「んだべ!」

ロビーに溢れるのは、チャーミングな秋田弁!

利用者さんがお話しされる流暢な秋田弁に最初は戸惑うこともあるそうですが、職員さんからの通訳があれば大丈夫!今ではインドネシアからの技能実習生も「やめれー!」と流暢な秋田弁を話すそうですよ。

壁一面の仲間たち

施設の壁にはイラストがびっしり。こちらはショートステイ輪の職員さんやその関係者の方々の似顔絵だそうです。

なんと、先輩福祉留学生の神山幸奈さんの似顔絵も!(そっくり!)

施設内外に関わらず「人」との繋がりを大切にする、あきた創生マネジメントの社風をあらわす風景です。

豊かな自然 × 最新設備

ショートステイ輪の大きな特徴の一つが「ICT化」

職員さんは耳にインカムを装着し、広い施設内でも遠隔のコミュニケーションが可能になっています。その他にも見守りセンサーやスマートフォンやiPadを使った記録システムなど、業務のスマート化が図られています。

こうした最先端技術の導入が進んでいるのは「職員の働きやすさ」を追求する姿勢があってこそ。

秋田の自然が織りなす穏やかな時間の流れの中に、ベンチャー企業のようなフットワークの軽さが垣間見えるハイブリッドな職場環境も、ショートステイ輪の魅力です。

思わず「んめ!」と声が出る、秋田グルメの数々

秋田といえば食の魅力も欠かせません。
まずは秋田名物
「ババヘラアイス」

その名の通り、おばあちゃんが作ってくれるアイスクリームは、シャーベットのような爽やかさとアイスクリームのようなまろやかさが合わさった不思議な食感。バラのような美しいビジュアルは、SNS映えも間違いなしです!

お次はショートステイ輪の職員さんおすすめ、曙食堂さんの「馬肉ラーメン」

この周辺では昔から馬肉を食べる文化があるそうで、こちらのラーメンは馬肉といえど癖も少なくさっぱりと食べられるところが特徴です。

お昼時は行列ができる人気店の一杯、一度味わってみてはいかがでしょうか?

そして忘れちゃいけないのが秋田グルメの王様、「きりたんぽ」!

「きりたんぽのお店選びは絶対に間違えちゃいけない。」

と熱く語る、あきた創生マネジメントの阿波野社長に教えていただいたのが、二ツ井町の飲み屋街にある鶴善さん。こちらのお店では上品かつおちゃめな名物ママが作る、秋田の豊かな食材を活かした豪華なきりたんぽ鍋がいただけます。

どうやら地域やご家庭によって味付けや作り方のこだわりがあるそうで。一緒に食べる人によって風味が変わるのも、本場ならではの楽しみ方。

福祉留学で、あなたも仲間入り?

お話を伺う中で一番印象に残ったのが、職員同士の仲の良さ。

年齢も性別も国籍も関係なく、活き活きとした表情でコミュニケーションを取り合う様子は、見ているこちらもつられて笑顔になるほど。

「家族のような関係」と口で言うのは簡単ですが、何気ない言葉の端々から伝わる心の距離感はごまかすことができないものです。インタビューで管理者の鵜木さんがおっしゃっていた、自分の気持ちに嘘をつかずに過ごせる場所でありたいという想いは、利用者さんだけでなく職員一人ひとりにも伝わっているのかもしれません。

常に「人」を中心に置いて事業を行なってきたショートステイ輪だからこそ創ることのできるこの雰囲気。
皆さんも、福祉留学で体感してみませんか?

映像 : 末吉 理
編集・文・写真 : はぎわら しょうこ(NPO法人Ubdobe)
ディレクション : 岡 勇樹(NPO法人Ubdobe)
取材日 : 2022年7月17日〜7月19日

※取材対象者には一時的にマスクを外してもらい、撮影をしました。