短期大学の宮薗愛奈さん。
保育士として働く前の大学生活最後の春休みを利用して、5日間の福祉留学へ。
東京都多摩市の連携施設「一般社団法人Life is +Laugh」での経験をお聞きしました。

福祉留学参加のきっかけや動機を教えてください!

福祉留学自体はInstagramの広告で知りました。

参加を決めた理由は、シンプルに「これは行ってみたい…!」と思ったからです。

自分はもともと療育や福祉職全般に興味があったので、これは視野を広げる良い機会だと思って、参加を決めました!

福祉留学先である多摩市多摩ニュータウンの印象はいかがでしたか?

第一印象が、”団地、すごい…”でした(笑)

自分が想像していた以上に住宅が並んでて驚きました。

団地の中には商店街があって、今までそんな町のつくりを見たことがなかったので、結構衝撃でした。
お店が並んでて、公園もあって、色々な年代の人達が自然と交わっている空間がすごく心地良かったです。

留学先施設である+Laughで、印象に残った体験やエピソードがあれば教えてください!

+Laughさんは、重症心身障害の子どもたちや成人の方の支援や生活介護をする施設だったのですが、同時に駄菓子屋もしていて、団地に住む人達が駄菓子を買いに来たり、放課後には小学生がふらっと遊びに来たりしていました。
利用者さんと町の人達がわちゃわちゃ同じ空間にいるのを見て、障害があってもなくても、年代が違っても、良い意味で「みんな同じだ」と思いました。

そして、職員の方から「自分がされたらどう思うか考えながら支援してほしい」と話がありました。
普段から気をつけていたことではあったのですが、自分の意思をなかなか上手く伝えられない利用者さんが相手だからこそのより丁寧な支援の仕方がとても勉強になりました。

福祉留学に行く前と後で変化したことはありますか?

+Laughさんは、みんなごちゃまぜで、それぞれ自分の楽しみ方で好きなことを楽しんでいて、そこから重症心身障害という障害を特別視しすぎていた自分に気づきました。

皆さんがそれぞれ自分の時間を自由に過ごしていて、そこに障害の有無は関係ないんだと感じました。
様々な人達が集う場所だからこそ気づけたことだと思います。

次に福祉留学へ行く人たちへメッセージをお願いします。

こんな福祉に特化したインターンは中々無いと思います。
もっとこの取り組みが広がって、福祉職に魅力を感じる人が増えたらいいなと思います!

少しでも気になるとか、行ってみたい気持ちがあったら是非応募してみてほしいです!

何かしらプラスになるものが得られると思います!