将来は障害のある子どもたちに関わる仕事に就きたいと話す、大学生2年生の佐藤さん。一週間の福祉留学へ。
東京都多摩市の連携施設「一般社団法人Life is +laugh(以下、+laugh)」での経験をお聞きしました。

福祉留学参加のきっかけや動機を教えてください!

大学の講義内で福祉留学についての紹介があり、興味を持ったことがきっかけです。

医療的ケアを必要とする方々と実際に深く関わる経験をしたことがなかったので、参加してみたいと思いました。

福祉留学先である東京都の印象はいかがでしたか?

+laughの周辺は、特に緑も多くすごく空気が綺麗な場所でした。

+laughは商店街を拠点としており、駄菓子屋さんも併設されているため、近くに住む子どもたちとの交流もありました。

そこに住む方々みんながあたたかいと感じました。

留学先施設である+laughで、印象に残った体験やエピソードがあれば教えてください!

利用者さんと一緒に散歩に行ったりご飯を食べたり本を読んだり、直接関わる体験をしました。

職員さんと保護者の方々、そして地域のみなさんとの関わりや繋がりが強い印象があります。

駄菓子屋さんを利用する方、そして2階で放課後を過ごす地域の子どもたちが、必ず利用者さんの近くを通る構造になっており、障害の有無に関わらずみんながいる空間を作っていることが印象的で素敵だと感じました。

福祉留学に行く前と後で変化したことはありますか?

障害の有無に関わらず、人は一人ひとり違うということを、より深く理解したいと感じました。

職員の方々は利用者さん一人ひとりと丁寧に向き合い、好きなものややりたいことを尊重しながら支援を行っていました。

また、これまで自分が無意識のうちに障害がある方々を特別視していたことにも気づくことができました。

これからも、より広い視野で福祉を学び続けていきたいと感じました。

次に福祉留学へ行く人たちへメッセージをお願いします。

私も最初は一人での参加に不安があり迷いましたが、結果的に行って良かったという気持ちでいっぱいです。

もし福祉留学に行くという選択肢があるのなら、ぜひ挑戦してみて欲しいなと思います。

きっと、たくさんの経験と発見を得られると思います!