介護福祉士の高橋彩乃さん。
転職活動中に視野を広げるために、1週間の福祉留学へ。
広島県尾道市・生口島の連携施設「楽生苑」での経験をお聞きしました。

福祉留学参加のきっかけや動機を教えてください!

転職活動をしていて、今後も介護を続けていくという選択肢を選ぶとしても、今まで培ってきた自分の経験や知識の固定概念があり視野が狭くなっているように思いました。

「環境を変えることで新しい人・場所に触れて新しい価値観を見出せたらいいな」
そう思って今回参加させていただきました。

福祉留学先である尾道市生口島の印象はいかがでしたか?

空気が澄んでいて海や山などの大自然に囲まれストレスフリーな自然環境でした。

また、地元の名産もたくさんあり食文化も充実していて、満足感がありました。

地域の方々はとてもフレンドリーで、距離感が近くすぐに溶け込めました。

留学先施設である楽生苑で、印象に残った体験やエピソードがあれば教えてください!

「みらいの福祉施設建築プロジェクト」である「ボナプール」の定例会議を見学させていただき、想いを形にする過程を目の当たりにして社会福祉に向き合う姿勢に感銘を受けました。

また、一から作った独自のアプリを使用することで役職の垣根を超えて自由に交流できる場があり、情報の共有だったり仕事しやすい環境が整えられているなと感じました。

福祉留学に行く前と後で変化したことはありますか?

介護の需要と供給は地域によって大差がないことや、上に立つ人の考え方や一人一人への接し方で働く人のモチベーションの向上や維持をどんな方向へも変えられることを再認識しました。

また、介護に対する向き合い方や考え方が変わりました。

次に福祉留学へ行く人たちへメッセージをお願いします。

社会福祉に携わっていない方にも、何をやりたいか分からない・決まっていない方にとっても、目標を持てたり自分のキャリアプランを見つめ直すいいきっかけになります。

私はもともと外に出るタイプではないですが、「環境や関わる人を変えたら何か自分の中でも変化するものがあるのでは」と一歩踏み出してみました。

自分が興味を持った施設に行くことで良いリフレッシュにもなりますし、1週間でも充実した福祉留学生活を送れました。ぜひ検討してみてください!