子どもたちの発達や教育的な面から、どのように関わることができるか学びたいと、2度目の福祉留学に応募した大学2年生の相山さん。一週間の福祉留学へ。
沖縄県宮古市の連携施設「株式会社ビザライ(以下、ビザライ)」での経験をお聞きしました。
福祉留学参加のきっかけや動機を教えてください!
昨年、福祉留学に参加した際に、もっと医療的ケア児について学びたいと感じ、再び参加を決めました。
また、障害のある子とない子がどのように関わり合っているのかを知りたいと思い、ビザライへの留学を希望しました。
福祉留学先である沖縄県の印象はいかがでしたか?
海がとてもきれいで、9月なのにとても暑くてびっくりしました。
宮古島の料理もとても美味しく、地元の人々はとても優しい人が多くあたたかい印象を受けました。
留学先施設であるビザライで、印象に残った体験やエピソードがあれば教えてください!
医療的ケア児のクラスを中心に体験させていただき、おむつ交換や食事介助、訪問教育など、普段はなかなか経験できないような貴重な機会を得ることができました。
子どもたちと直接たくさん関われたことが、とても良かったです。
また、保育所交流においては、子どもたちが年齢に関係なく遊んだり、お互いに助け合ったりする姿が印象的でした。
クラス内でも子どもたち同士の関わりが自然に生まれており、共に過ごす中で関係を築いている様子が見られました。
福祉留学に行く前と後で変化したことはありますか?
福祉留学での経験を通して、障害の有無に関わらず、人と関わる上で大切にすることは共通していると感じました。
医療的ケア児と関わる中で、自分からの働きかけや動作について伝えることの重要性を学びました。
自分だったらどう思うかだったり、相手のことを考えて接することが大切だと感じました。
さらに、様々な障害のある子どもたちと関わる中で、言葉でのコミュニケーションの難しさを感じたり、子どもたちの伝えたいことを汲み取ることができなかった場面もあったので、非言語コミュニケーションの方法をもっと勉強したいと思うようになりました。
次に福祉留学へ行く人たちへメッセージをお願いします。
貴重な体験ができ、とても濃く充実した時間を過ごすことができます。
職員の方々も優しく、たくさんのことを教えてくださり、声をかけてくださるので、安心して過ごすことができると思います。